2008年製ツボヰヨットVITE31(31ft)の紹介です。
この艇は、2011年東日本大震災の時に沈没はしなかったものの、エンジンが浸水し船体も所々キズなどの被害を受けました。当時、この艇を造船したツボヰヨットはすでにありませんでしたが、愛知県のツボヰで働いていた職人のところへ移送し、その方々により新品エンジンの換装・船体の補修を徹底的に実施され2年ほどの歳月を掛け仕上げたそうです。
また、2022年8月頃砂浜近くを走行中、砂浜にキール部分を引っかけてしまい他船により深場まで曳航し、自力走行にて船籍港に戻ってきた事がありました。キール部の確認のため上架すると、キールの下部約60cm程の鉛の部分が破損し紛失していたそうです。その修理は、造船当時にVITEの鉛部分に使用した型(保存していた型)を借用し、当時職人だった方に同型の鉛を作成してもらったものを輸送してもらい取り付けているそうです。
上記の補修や修理などの件をご理解いただき、これからも大切に乗ってくれる方にお譲りしたいとのご意向からこの度掲載することとなりました。
各部の状態や写真は下記にてご覧ください。
また、オーナー様は多忙である事から、前向きに購入を検討している方のみ見学対応させて頂きますので宜しくお願いします。