世界中のセレブから愛されているフロリダの老舗ブランド ウェルクラフトのクルーザーです。
居住性が高く豪華な内装はまさに外国艇ならではの造りとなっております。
目立った衝突痕やFRPのブヨつきは一切なく、とても綺麗に使ってらっしゃる印象を受けました。
メンテナンスもマリーナさんで細かくされているようで取材時も調子は良さそうでした。
90年代に日本に輸入された当時は一億円近くの価格だったクルーザーですが、ご購入後も現在のマリーナに引き続き保管して頂けるなら更なるお値引きをして頂けるようです。
近畿圏にお住いの方にオススメです!
【デッキ】
スターンデッキは二階構造になっており、一階から直接後部客室にエントリー出来ます。
一階スターンデッキ後部にはトランサムステップが取り付けられています。
二階スターンデッキには大人三〜四人が座れる白いシートとシンクが取り付けられています。二階スターンデッキからは扉を開けて中央客室(リビングルーム)と、梯子を登ってフライングブリッジにエントリー出来ます。
二階スターンデッキからウォークアラウンドを歩いてバウデッキに移動できますが、落水防止のハンドレールが一周回っているので安心です。ハンドレールは良く磨かれていました。
【客室】
中央客室、後部客室、前部オーナーズルームに分かれており、床部には絨毯が敷かれています。
中央客室には青いソファが対面式に設置されており、階段を一段降りるとキッチンカウンターとシャワールームがあります。
そのままキッチンを抜けて前部オーナーズルームにエントリー出来ます。
オーナーズルームに洗面台もありますが、シャワールームも併設されています。
中央客室から後部の階段を降りると後部客室へエントリー出来ます。
後部客室は採光性が高く、デザイン性の高い丸みを帯びたベッドが設置されています。
後部客室用シャワールームはシャワーとウォシュレットだけではなく、バスタブもあります。後部客室から直接一階スターンデッキに出る事が出来ます。
【エンジン】
エンジンルームへは中央客室よりエントリー出来ます。
エンジンルームは広く、大人が中腰で作業をするような高さです。
元々搭載していたエンジンのホースが破れオーバーヒートを起こしてしまったので、2022年にエンジンを載せ替えられました。
中古エンジンを200万円以上の費用を掛けフルオーバーホールされたようです。
キャタピラー社 3208TA 320馬力×2機
【メンテナンス】
2020年に購入後、定期的に整備点検を行い、毎年バフかけをされてらっしゃるようです。
エンジン載せ替えに関しては【エンジン】に記載。
2022年7月 船底塗料塗布、エンジンオイル交換、ペラクリーン塗布