艇の紹介:この取材艇は、ヤマハ人気艇のSF38です。
この船はオーナーが安全性、機能的かつ快適さを求め数々の仕様変更をされています。
文面で伝えきれない位ですが一部を紹介します。
1)エンジンを3年前に信頼のヤンマーカタログスペック(440馬力)に新品交換しています。
https://www.yanmar.com/marine/product/engines/6ly2a-stp/
2)船体塗装、船内共ほとんどの所をリフォームされています。
船体ではハルはもちろん甲板、アフトデッキ、FB、エンジンルーム、アフトデッキ下までも塗装されています。
船内は天井張り替え、床張り替え(コルク板)、シート張り替え、木の壁面
テーブル張り替え、物入れ追加などなど
3)バウスラスターは2年前に新調
4)オリジナルのFB操縦席は前方ですがトローリングなどの操船がしやすい後方に移動されています(その為に操縦席一式リニューアル)
5)ナビ、レーダーは3年前に古野電機製のナビネットでレーダーはエコートレイン機能も装備
6)発電機も4~5年ほど前に新調(使用時間413時間と少な目です)
7)オートパイロットも新調しています(古野電機製)
8)大きなFB屋根(前方はアクリルウインドウ)
9)エアコンは3年ほど前にオーバーホールされています。
などなど安全、快適さを追求されて手を入れられています。
取材艇の外観:全塗装のため綺麗なボートに仕上がっています。
5月に船底塗料、ペラクリン塗装施されています。
エンジン:ヤンマー 6LY2A-STP カタログスペック 440馬力 船検表示 350馬力 エンジンを2基搭載されておられます。
エンジンも特注で真っ赤に塗装されています。
当然錆一つない綺麗なエンジンです。
まだシェイクダウンが済んだメーター読み200時間ですが、トローリング等が多く実質巡行など使用したのは100時間強では無いかと言う事です。
慣らし運転は慎重にシッカリと行っています。
2021年5月にインペラ、オイル(フィルター含む)、犠牲電極など交換しています。
船内の程度:各所いろいろな所をリフォームされており清潔及び綺麗な印象です。
運転席周り:一番の魅力はFBの操縦席を後方にうまく移動しレイアウトされています。
試乗感想:取材当日少々試乗いたしました。
感想としては高馬力エンジンのため非常に立ち上がり、エンジンレスポンスも良い印象ですまた引き波に突っ込んでも非常にソフトな波さばきで安心できる艇だと感じました。
その他:とりあえず見ていただければこのボートに納得されるのではと思います。
ペラはエンジン負担の為軽くしています。
その為に巡行及び最高速は遅めですが、もう少しペラのマッチングの追求をすれば巡行25ノット~、最高速35ノット辺り行くのではと推測されます。
法定装備:限定沿海で完備。(全沿海区域変更も相談に乗ります)
回航に関してはお手伝いも可能です。(要相談!)