昭和53年(1978年)6月新造・進水のヤマハ明艇 SC-950です。
マルチパーパスなボートとしてデビューし話題のボートでした。
製造年式からすればかなり経ったボートですが、現役艇として毎年離島などへ出かけています。
広いキャビンや、トイレ、ギャレー等のアメニティーも充実しており、マリーナステイも楽しめます。
又、カジキ釣りなどに必要な広いアフトデッキが有り、遠征への釣行もエンジン2基掛けで安心感も有ります。
現在のオーナーさんは、一年に夏場のワンシーズン離島に行かれているそうです。
【船体全体】ハル、ガンネルなど
ハルには経年による傷や汚れが目立ちます、船底は今までズート上架していたようですので、船底塗装の跡もありません。
全体的に見て頑強な造りです、このまま手を入れる必要は無いと思います。
【デッキの状態】
バウデッキからアフトデッキまで、FRPが浮いた感じも無く、しっかり感がありました
【キャビン全体の状態】
キャビン内はこの年式になると何人かのオーナーさんの手を経てきているので、オリジナルからかなり変わっています。
キャビン入り口ドアーは現オーナーさんの手作りです。
キャビン両舷に幅広のソファーが並んでキャビンの大部分を占めていました。
木床通路を進んでいくと右側に操船席、更にステップを降りるとギャレー、トイレ、奥にはオーナールームになって居ます。
【エンジンの状態】
毎年シーズン前に整備をしているそうですが、今回の取材のために整備前に試乗させて頂きました。
両エンジンとも一発始動で特に不調な所は無さそうでしたが、実際走ってみると10ノット位で右エンジンから黒煙がかなり出ていました、こちらはターボなど近日修理する予定です。
【見学試乗など】
今回の取材では、上架艇の為エンジンの始動状態など確認出来ておりませんので、見学、試乗にてご確認下さい。
又、見学試乗にはオーナーさんの立ち合いが必要になりますので、必ず事前に連絡下さい。
試乗の場合、上下架料金と燃料費がかかります。
天候によっては、出港出来ない場合も有りますのでご了承ください。
参考リンク先:
https://www.marineosaka.co.jp/archives/catalog_archives/sc950